キャッシュレス決済サービス

キャッシュレス決済の最新事情

政府の推進とコロナ禍の非接触意識で幅広い客層に定着

– 2023年3月時点では、70%以上の事業者がなんらかのキャッシュレス決済サービスを導入済みと言われております。従来のクレジットカードによる決済だけではなく、スマートフォンで支払いができる新しい決済サービスはその利便性と改善されたセキュリティの高さから、一度使うと現金での支払いを敬遠するほど優れたサービスになっています。

キャッシュレス決済サービス導入率のエビデンス

出典:「キャッシュレスに関する調査資料」(経済産業省)(https://www.meti.go.jp/policy/mono_info_service/cashless/cashless_data/index.html

レジで嬉しそうにスマホ決済をする若い女性

事業者側が負担する手数料

— キャッシュレス決済サービスは概ね会計金額の1.98%から3.96%の決済手数料が発生します。そのため「ただでさえ少ない利益でやっているのに…」と導入に前向きになれない事業者様のお気持ちもごもっともです。反面、利用者の視点では「ポイントが貯まる」「財布を出さないから楽ちん」「お金の管理がしやすい」と圧倒的に歓迎されています。

手数料以上の利点

— プラス面に目を向けると、これからの店舗運営をしていく上では非常に効果的です。集客への影響、売上の管理、釣り銭間違いなどヒューマンエラーの改善、何よりもお客様満足度向上によるリピートや既存顧客の他店流出防止には手数料以上のメリットがあります。

売上管理のイメージ画像

メリット

  • 顧客満足度の向上(ポイントがつく、財布を取り出さないで楽ちん等)
  • マイナポイントの消費需要に乗れる(誘導も出来る)
  • 会計時間の短縮(事業者様自身の意識と慣れが必要)
  • 売上の管理が容易

デメリット

  • 事業者側に決済手数料が発生する
  • 不慣れなお客様だと余計に時間がかかる
  • 稀にシステムエラーで使えなくなる(現金か他の支払方法誘導)
  • 類似サービスが多く、違いの把握が難しい

キャッシュレス決済サービス導入の一例

iPadで決済をする事業者様の画像

重複しているサービスを最適化

一時期、数多くの代理店がテレアポ営業を行っていたので、言われるがままに不要なサービスや重複したサービスを登録している事業者様が多いと存じます。コチラのお客様も全部で6つのサービスを契約しており、売上がどこの口座に振り込まれるのかも、決済手数料が何%なのかも把握しておりませんでした。私のご提案したサービスと、既存のPayPayの2つだけに絞り使っていただくようにしてレジ周りと、お気持ちもスッキリしたようでした。

キャッシュレス決済サービスのよくある質問

導入することで集客に効果はありますか?

「集客効果がある」と言われていますが、私が実際に導入して頂いたお客様複数人から聞き取りをしたところ、使えるのが当たり前になった現在では導入後の大きな集客効果はなさそうです。ただし、利用者側はキャッシュレス決済が使えることを前提で来店するのでリピート来店と既存顧客の流出防止にはほぼ必須のサービスであること、「現金だけのお店には行かない」という客層が多数いること、そしてお会計まで進んで現金しか使えないとわかったときの顧客満足度の低下は理解しておいたほうが懸命です。特に【新店】の場合は最初から導入していないとお客様から違和感を抱かれ兼ねません。

ウチは高齢のお客さんしか来ないから、必要ないと思うけど?

導入しない理由の上位ですが、スマホユーザーの増加と、ご高齢の方にも使い方の変化が起きていることには注意が必要です。【キャッシュレス】という言葉が浸透していないだけで、訪問サポートなどでご高齢のお客様宅を訪問すると「キャッシュレスは使ってないけどペイペイは使ってる」・・・という方をたくさん見てきました。ご高齢だからと利用していないわけではなく、これからも利用する人は増えていくでしょう。

時代の流れなのはわかっているけど、やっぱり手数料が負担

まず、支払手数料は経費に出来るので手数料は丸被りではないです。その上で様々なメリットに目を向けても手数料という最大のデメリット(物価高騰などで今でもギリギリの利益など)のほうが大きければ、今は導入を見送っても良いかもしれません。ただし、2023年に入ってから続々と代理店受付終了や決済ツールの有料化に踏み切ったサービスが出てきております。今後は新規申し込みをするときには、事業者側が自力で登録をしなければならないケースが増えてくるでしょう。

サクラエージェントから一言

サクラエージェントでも2022年から主要なキャッシュレス決済サービスを導入いたしました。導入理由は、やはりお会計時にお客様から「カードは使えますか?」というお声が度々あったこと、導入することで信用の確保につながるかもと考えたためです。肝心の導入効果ですが、私の場合は導入して大正解でした!顧客様に「カード使えるようになりました」と報告したら「助かります!」と喜ばれたこと、新規のお客様でもキャッシュレス決済でも大丈夫と伝えると喜んで支払いをしてくれたこと、そして、売上の管理です。PCやスマホから、見やすくデザインされた管理画面をいつでも確認できますし、会計ソフトに自動入力されるので業務負担は激減しました。事務作業に時間をとられることに比べれば手数料など安いもの、と考えることが出来ましたよ!

利用開始までの流れ

現在登録中のキャッシュレス決済を確認
事業主様でも気づかないままに複数のキャッシュレス決済サービスに登録済であることが多々あります。ご提案するサービスと重複しているとキャンペーン特典が受けられなくなる、そもそも申込みが出来ないなどの問題があるため、事業所に届いているツールやメールの受信履歴などから契約中のサービスを割り出します。
契約内容の確認、登録手続き
重複のサービスがないことが確認できましたら、決済手数料や振込手数料を確認した上でお申し込みの手続きに進みます。必要書類が多いため事前にお伝えするものは必ずご用意下さい。ご申告内容と相違がある、審査書類が揃っていない場合は「不備」となり、導入までの時間が伸びてしまうのでご了承下さい。
利用開始のサポート
審査が完了し、サービス会社から利用ツールが届いたあとはすぐにお使いいただけるサービスもございますが、そのままでは返金対応や売上管理が出来ないため、操作がわからないというお客様には設定のお手伝いもしております。

お問い合わせ

    ※確認画面は表示されません。

    コメント

    コメントする

    PAGE TOP