「Wi-Fiが2階の部屋に届かない」
「3階建ての家全ての階でWi-Fiを使えるようにしたい」
これらは毎月必ずいただくご依頼なのですが、本件は更に、
「ビデオ会議が止まるんです」
というかなり深刻な状況でした。
今回はWi-Fiエリアの拡張だけでなく、事業所全体のネットワーク環境を改善したお話と、
最後には失敗談も綴っております。
Wi-Fi環境を改善したい

宇治市内に本社を持つ法人経営者様からのご依頼で、社内のWi-Fi環境が悪いので改善出来ないかというご相談でした。
ご自身でも中継機を取り付けるなどなさっていたそうなのですが、それでも状況は変わらないため限界と感じてサクラエージェントにご相談をして下さいました。
サクラエージェントでは複数メーカーの一般的な家庭用Wi-Fiルーターから強力な業務用ルーターまで多数の機器を検証用として所有しております。
本件と同様のご依頼にはメールやLINEで現状の聞き取りを行い、最適と思われる機器をいくつかお持ちしてお客様の環境に合った機器を仮設置して実際の改善具合を体感していただいております。
保守会社が付いている場合

聞き取り後、実際に訪問してみて一つ問題点がありました。
設置されているインターネット機器にUTM(セキュリティ機器ですが、ほぼ商材です)などがあったため、現在進行系で付き合いのある業者がいるであろうことがわかったのです。
お聞きしたところ、確かに機器の情報管理含めて保守をお願いしている会社があるものの、
「簡単なケーブル接続だけで1,1000円請求される」
とのことで、今回のWi-Fi改善はそちらの保守会社さんに頼むとかなり高額になることから敬遠して別業者(今回で言うとサクラエージェント)に依頼し、後日見つかったら事後報告をするという内々の話だったようです。
・・・すごく、わかります。経営者様はご堅実です。本当に、聞いている限りの情報からわかりますが、大して改善もしないままサクラエージェントの倍の金額はかかったでしょう。
ただし、保守会社が絡むネット機器はそのログイン情報を保守会社側が握っているため、他の業者では勝手に触るのはNGであることです(前業者が廃業なら無理やりログインする方法があるので問題なし!)。
なので本件も、「ルーターやUTMの設定はコチラではさわれない」とお伝えした上でご依頼を受けることとなりました。


ちなみに、この法人様の規模とサクラエージェントの拠点(京都市東山区で移動距離約1時間)からの位置関係を考えると丸ごと業者を変えることは現実的ではないため、その保守会社さんとのお付き合いは継続していただくようお伝えし、事業主様もそのご意向でした。
サクラエージェントでは目先の利益を追うことよりも、お客様にとって現実的な提案をするようにしております。
本件の保守会社替えを受けても緊急駆けつけすることは難しかったので、もし良い金額を提示されてもお受けする意思はありませんでした。
Wi-Fiアクセスポイントの無償貸出

さて本番です。
ひとしきり社内の構造や広さ、インターネットに接続して使う機器の台数を把握したところで、
まずは社屋の広さに対して圧倒的にWi-Fiアクセスポイントと中継機の数が足りていないこと、
そして既存設置機器のスペック不足をご指摘いたしました。
特にメインとなる中央事務室では通信が集中することから、ただでさえ通信が逼迫している状態でビデオ通話を始めたら、「それはWi-Fiも落ちていただろうな」と理解することが出来ました。
改善は不可能ではないことが見込めたことから、『中央事務室』、『今まで中継機を設置しても快適でなかった部屋』、『そもそもWi-Fi電波が届いておらず通信不能だった部屋』、その全てで安定したWi-Fiを利用できるようにしてほしいというご要望となりました。おまかせを!
ここで普通なら、業者の判断でいきなりアクセスポイントの購入と設置となるのですが、買うだけ買って設置してみて、結局思った通りのWi-Fi環境にならずに業者に文句も言えずに我慢して使っているという個人・事業所はいくらでも見てきました。本件のご依頼前状態がまさにそうですよね。
なのでサクラエージェントでは、導入イメージが体感できるように検証用機器を取り付けて2週間ほど無償で貸し出しをしております。
本件社屋では検証結果、Wi-Fiアクセスポイントが6台必要になることがわかっていたので、アクセスポイントを6台ともなると10〜20万円かそれ以上の金額になります。
無駄買いすることなく実機で改善を確認した上で導入出来るのが、一番お客様にとって嬉しいことですもんね。
Wi-Fiアクセスポイントの無償貸出

さて本番です。
ひとしきり社内の構造や広さ、インターネットに接続して使う機器の台数を把握したところで、
まずは社屋の広さに対して圧倒的にWi-Fiアクセスポイントと中継機の数が足りていないこと、
そして既存設置機器のスペック不足をご指摘いたしました。
特にメインとなる事務スペースでは通信が集中することから、ただでさえ逼迫している状態でビデオ通話を始めたら、
「それは頻繁にWi-Fiが落ちていただろうな」
と理解することが出来ました。
不可能ではないことが見込めたことから、『中央事務室』、『今まで中継機を設置しても快適でなかった部屋』、『そもそもWi-Fi電波が届いておらず通信不能だった部屋』、その全てで安定したWi-Fiを利用できるようにしてほしいというご要望となりました。おまかせを!
ここで普通なら、業者の判断でいきなりアクセスポイントの購入と設置となるのですが、買うだけ買って設置してみて、結局思った通りのWi-Fi環境にならずに業者に文句も言えずに我慢して使っているという個人・事業所はいくらでも見てきました。本件のご依頼前がまさにそうですよね。
なのでサクラエージェントでは、導入イメージが体感できるように検証用に機器を取り付けて2週間ほど無償で貸し出しをしております。
本件社屋では検証結果、Wi-Fiアクセスポイントが6台必要になることがわかっていたので、アクセスポイントを6台ともなると10〜20万円かそれ以上の金額になります。
無駄買いすることなく実機で改善を確認した上で導入出来るのが、一番お客様にとって嬉しいことですもんね。
改善を実感!機器選定へ

さて、検証用機器の貸し出し後、お客様と数回やりとりし状況を確認したところ、
「あまり速くはないけれど以前よりは良くなり、今まで電波が届かなくて繋がらなかったネットカメラも使えるようになった」という報告を頂けました!
(お貸ししていたメッシュWi-Fiがそんなに強力なものではないので、速度の改善が感じられないのは想定内でした。選定機器設置ごをお楽しみに!)
まず仮設置したアクセスポイントの台数により、
- どの部屋に、
- どの機種を、
- 何台置けば、
本件のご依頼主様の希望通りのWi-Fi環境になるのかは、完璧に見えました。
そこで作成した見積もりは二通り。
YAHAMA製の業務用アクセスポイント4台
まずは鉄板の、YAMAHA製アクセスポイント。
1台1台が同時接続に70〜100台は耐えてくれるので間違いない機器です。
天井設置を前提となり工事が必要になりますが、ご商売柄LANまで作って「自分たちで付けられる」ということでした!すごい!
しかし、本体が1台あたり6〜9万円します。。。
家庭用アクセスポイント6台
YAMAHA製の見積もりではかなり高額になるため、家庭用機器でメッシュWi-Fiを構築します。
デメリットを伝えた上での妥協案です。
デメリットとは、
「御社の場合は接続台数が多いので、おそらく定期的な再起動が必要になる」ということでした。
採用されたのは・・・ほぼほぼ予想通りですが、家庭用アクセスポイント6台のほうでした。
1台あたりの本体価格が段違いに安いだけでなく、
「中央事務室は強力な機器にして、使用頻度が低い部屋と防犯カメラ接続のためだけにアクセスポイントを設置する場所は安価な機種にして総額を抑えましょう」
という私の組み合わせ提案が刺さったのです。非常に現実的ですよね。
実際、YAMAHA製の見積もりと比較して作業料金含めて1/3以下の費用になりました。
これは、一般家庭用製品ならサクラエージェントの値切りが可能だからです。
おそらく本件当時は、6台合わせて日本一と言っていいくらい安値で購入してきました。Amazonで買うよりもよっぽど安く買えましたよ!
サクラエージェントでは一般的な納品の形ではなく、『買い物代行』という形をとっています。
通常であれば品代に2〜3割上乗せして納品ですが、私は売上にしたくないので品代は実費で頂戴して領収書と一緒にお渡ししております。
面倒かもしれませんが、安く調達ができるので仕組みをご理解いただけたお客様には大変好評です!
購入相談・買い物代行は有償サービスで、3,960〜6,600円です。
本件は買い物代行により、Wi-Fiアクセスポイント6台で約35,000円ほど安く買えたので大成功でしょう!
機器設置、問題発生
設置する機器も安く調達でき、全てのメッシュWi-Fiを設置したあとサービスで社員さんのiPhoneなどに新しいWi-Fiの接続をして歩いていると、
「めっちゃ速くなった!一体何をしたんですか!?」
と騒然となっていました。
依頼主様もニコニコで「メッシュWi-Fiにしたんや!」と満足気で、本件は無事に終わるかと思いました。
しかし・・・
「・・・私のスマホ、Wi-Fi繋がらないんですけど?」
あちらこちらから、同様のお声が聞こえ始めました。今まで繋がっていた既存のWi-Fiにも繋がらなくなり、一気に冷ややかな視線が私に向けられました。
終業間際だったこともあり、明日また対処、ということになったのですが、コレは正直一番恐れていたことでした。
元々の保守会社さんがしたルーターの設定である可能性が高いからです。
(結果的にそのとおりでした)
保守会社さんには内緒で話を進めていて、『見つかったときに事後報告』という計画だったのが仇となり、保守会社さんには連絡もできず、ルーターの管理画面も開けないまま翌日から対応を余儀なくされ、問題が解消されるまでの数日間は胃が痛かったです・・・!
数日後に問題は解決し無事にすべての機器はインターネット接続が可能な状態となりました。
原因はなんとなく理解して頂けたようで不信感を抱かせてしまったのか、その後はメッセージを送信しても既読スルーとなり関係性は終わってしまいました。トホホ・・・

本件のポイント
一番はやはり、
検証用機器の無償貸し出し
だったのではないかと思います。
購入前に、機器構成を変えることでどれほどの効果を実感できるかお試し頂いたうえで、
高額な業務用アクセスポイントを取り付けなくても、家庭用機器の組み合わせ次第で業務用途に耐えられて実用的なメッシュネットワークを構築出来たことで、社内の生の反応を見させていただくことができました。
総額費用も元々の業者で軽く相談したときがザックリ100万円だったそうです。サクラエージェントは結局20万円くらいで収まり、その費用の2/3以上はアクセスポイント本体の実費です。
反面、私が反省するべきは
ネットワークの保守会社が付いているのに危険予測が足りなかった
ことです。
最終チェックの途中でWi-Fiが繋がらなくなったのは元々付いている保守会社サービスマンの大元ルーター設定が疎かか、おそらくRTX810という機種であればデフォルトの設定のまま数値変更をしていなかったのです。
とんでもないお粗末ですが、そんな複雑なことを本件のような一般のお客様が知るわけもなく、説明しても理解を得難い内容です。
そのため非難の目がWi-Fi設置をしたサクラエージェントに向けられてしまうのは、必然であると今は思います。(当時は「僕のせいじゃないのに!」と半ギレでした)
可能性としてそうなることもあると伝えられていれば、その後に旧ルーターの交換から正しい設定のご依頼までなど、以後のお付き合いもあったかもしれないな、と残念ではあります。
本件依頼、保守会社の付いている事業者様からのご依頼にはしっかりと責任分界点を引いて、リスクを伝えた上で作業に当たるようになりました。
全件もれなく、既存の業者さんの半額以下でネットワーク環境は大幅に改善しておりますので、京都市及びその近郊でWi-Fiエリアや通信速度でお困りごとがあるお客様は、サクラエージェントも検討候補にして頂けましたら幸いです。
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